2017年03月30日
――――学術論文の発表に関する法律&マナー
昨今の学術論文発表の中で、とりわけ学会誌以外での商業誌における無断使用含めて、マナー違反が散見される。
自著における技術情報や手技的技法や技法解説文章等についての、マナー違反と思えるような表現や流用傾向がみられる。
何を学んだかも大切であるが、そのどこを継承してるかの出典明示は学術誌であっても基本的な人間的なマナーと思う。
その様な中で、アサヒカメラ 2017年4月号 通巻1085号 の中で、興味あるシリーズ特集が始まった。
タイトルは「写真好きのための法律&マナー」で今回はその第一回目である。
下図は、P-91の図を転載させて頂いた。 著作権と言ってもかなり範囲が広いことが理解できる。
では著作権とはいったい何を指すのかを、今後明らかにしていきたい。
そして、著作物とは(自分の考えや感情を創作的に表現したもの)を、独占的に使える権利のことである。
アサヒカメラでの論評は、あくまでも写真含めた写真愛好家に向けた法律&マナー提起であるので、今後は歯科技工に関する発表論文に絞り“著作権”について解説したい。
とりわけ月刊商業誌等の発表について、むやみなトラブルを避ける為に著作権についての正しい理解を、今後は深めていきたいと考えている。